富士山を望む小田原の川辺に、
職人たちが集い、研鑽し合う場所があります。
60年にわたり、仲間とともに
育んできた知恵と技術。
ここでは、常にものづくりの音が響いています。

木工と小田原

箱根・小田原地方には、古くから伝えられてきた貴重な伝統的工芸技術が数々あります。
歴史的には平安時代の初期に源流を見ることができ、豊富な木材が伊豆半島から箱根山系にあったことや、東海道の住還者や箱根への湯治客の増加にともない、お土産品として生産が活発になりました。幕末の開港時には、下田、横浜への出荷をはじめ、江戸へと売り込む努力も続けられてきました。
伝統の木工芸技術を用いながら、現在では漆器、小箱類(寄木)、食卓用品、観光工芸品など、多品種の木工芸品産地として、広く国内に販路を持ち一部輸出品としても好評を得ています。

工芸技術を
身近な生活用品へ

工芸技術の発達は、「ろくろ」を使って作られる画一的な製品を増やしてしまうことにも繋がりました。
そんな中、弊社では「木のぬくもりと確かな工芸技術」をもっと身近な存在にしたいと願い、わたしたちの生活を便利で豊かなものにしてくれる「生活用品」づくりにいち早く取り組んできました。引出し付き鏡台や回転式食卓カスター台など、暮らしを彩る製品づくりのアイデアが、今日の臨機応変なものづくりに繋がっています。

企業情報

[本社・工場]

所在地
〒250-0861
神奈川県小田原市桑原867-9
T E L
(0465)37-2682 [代表]
F A X
(0465)37-4335
営業時間
8:30~17:30
定休日
日・祝・第2・4土曜日
駐車場
10台

[会社概要]

商号
有限会社 OKUYA
代表者
奥谷 晃
創業
昭和31年
資本金
5,000,000円
定休日
日・祝・第2・4土曜日
従業員
男5名 女6名
事業内容
各種木製品工芸品製造販売
機械設備
木製品製造専用機各種多数

[アクセス]